一番使ってしまうツンドラ登場 2024年11月発売、オイバ・トイッカがデザインしたツンドラに新しいアイテム、大きくて少し浅いボウル、Tundra ボウル620mlが加わりました。
ツンドラは和食器との相性が抜群ですから、洋食器との併用だけでなく、和食器とも併用することが多いです。
振り返れば、和食器と一緒に使うことの方が断然多くなっています。
そんなツンドラのなかでも特にこの新しいTundra ボウル620mlが抜群に使えます。
本当は夏発売と聞いていたので、素麺や冷やし中華にいいんじゃないかと考えていましたが、発売が遅れて11月となり、僕自身も発売前に半年以上使い倒すことができました。
そんな日々を振り返りますと、ほとんどがセンターピース的な使い方ばかりです。
冷たい料理をボウルに盛り付け、食事の度に何度かに分けて食べる。
ポテトサラダ、茹でたブロッコリー、キムチに漬物、わかめとキュウリの酢の物などなど。
もう、このTundra ボウル620mlに盛り付けた料理は本当に様々、実によく使ってきましたし、今もよく使っています。
広くて浅いガラスボウル、その塩梅が良いのです。
もちろん、残った料理はラップをして冷蔵庫へ、また次の食事の時にテーブルへ。
まずは1つあれば、十分だと思います。
でも、1つは持っていた方がいいアイテムです。
和食のテーブルがかなり充実しますから。
ちなみに上の料理は黒いからわかりづらいですが、トンテキと味噌煮込みうどんです。
フルーツボウルとして素晴らしい 浅くて広くて、小紋柄のようでフィンランドデザインという、実に絶妙なバランスで完成しているTundra ボウル620ml、カットしたフルーツを盛り付けるボウルとして使いましたら、ほぼ無敵といいますか、これに勝る素敵具合はなかなか無いんじゃないか?ってぐらいにイイ感じです。
色々フルーツをカットしてモリモリに盛り付けますと、浅いので綺麗に見えないのですが少し控えめに盛り付けましたら本当に立派です。
大きすぎないので扱いやすいですし、本当に素晴らしいガラスボウルだと思います。
東屋さんの和食器や、パラティッシやエミリアみたいなクラシックな洋食器との相性は素晴らしいので、是非1つは持っていて欲しいと強く思うアイテムです。
Tundra 1970-1971 / 2022- カステヘルミと同じようにプレス加工で生産されるツンドラは、1970年から2年間しか作られなかったオイバ・トイッカのガラスシリーズです。
アイテム展開も絞られていて生産期間も短いのですが、フィンランドのビンテージショップを巡っていて(とはいえ2019年頃までの話しですが)フルッタのように全く見かけない物でもなかったので、当時はプレス加工でそれなりに量産されていたのだと思います。
とはいえフローラやファウナ、カステヘルミのようには出会えない。
だから見つけると欲しくなるし、心惹かれました。
古い資料を見ているとグラスはカクテル、オールドファッションというような書き方がされているので、ツンドラが他シリーズのグラス群に比べて全体的に背が低く、横に広いフォルムをしているのはお酒用のグラスとして作られたからだと思います。
そしてラップランドをはじめとする北の大地のツンドラ地帯からインスピレーションを得てデザインされたという細かなパターンがガラス表面を覆います。
低いフォルムにどこか日本的なバランスを感じ、そのパターンは小紋柄のよう。
このツンドラは日本の食卓にとても馴染むガラスシリーズなのではないか?むしろ日本のガラス食器より、このツンドラの方がスコープの和食器に馴染むのでは?そんな予想をして使ってみれば、やはり正解でした。
とてもよく馴染んでくれています。
そして肩肘を張っていなくていい、素朴でいい。
2022年末に復刻されたツンドラ、ひょっとすると日本に最大の活躍の場を得るのかも。
ツンドラはカステヘルミ同様、器の外側にツンドラ模様が施されているので、外側はデコボコ、内側はツルツルです。
カステヘルミに比べましたら柄の凹凸は小さく感じますが、ガラスが厚いので少しズッシリしています。
初めて手にするとその厚さにマイナスを感じる方もいるとは思うのですが、使っていくとその感覚は変化し、ガラスに厚みがあることで輝きが増していることがわかってきます。
すると、やはりツンドラに厚さは大事なんだ、その輝きが大きな魅力なのだと理解できます。
それでクリアだけだったのかな?使い続けてみてください。
光の射す場所で是非。
スペック 材質 無鉛ガラス 寸法 約φ154×H50mm / 430g / 620ml(満水) 生産 Made in Finland 備考
食器洗浄機:○ 購入前に確認ください ・ 口径に多少のゆがみがあります。
・ 側面の一部にシワのような筋が見られます。
・ 内側底面にライン状の凹みが見られます。
・ 小さな気泡や黒点がガラス内部に含まれる場合があります。
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