■サイズ:約W21×H8×D11cm
■容量:約700ml
■重さ:約150g
■素材:虎竹
■原産国:日本製・国産虎竹ランチボックス(長角)日本唯一の虎竹で編んだランチボックスは、やはり存在感が圧倒的です。
自然の風合いが手放せない魅力ではありますが、それだけでもありません。
格好の良さと、通気性という機能性を合わせ持つスグレモノ、毎日のお弁当が更に美味しくなりそうです。
日本唯一の虎模様 虎竹の里でしか色づかない不思議な虎模様は高知特産でもあり、かっては土佐藩山内家に年貢の代わりに献上された歴史をもつ竹。
そんな虎模様の竹を細かく割ってヒゴとりし緻密に編み込んだ独特の風合いです。
日本で唯一 土佐の虎斑竹(とらふだけ)「虎斑竹(虎竹)」は淡竹(ハチク)の仲間に分類され、高知県須崎市安和の虎竹の里でのみ、稈の表面に虎模様が浮かぶ不思議な竹です。
この模様は、幹に付着した寄生菌や潮風の作用によるとの学説もありますが、科学的には未だ解明されていません。
実際に各地方に移植を試みましたが、何故か模様が付く事はありませんでした。
明治44年、当時日本最高の植物学者達が絶滅寸前の虎斑竹の保護のために、建白書を時の政府に提出しました。
これが今日の天然記念物条例発布の導火線となり、天然記念物保存法が発令され虎斑竹はその第一号の指定を受けたのです。
海外メディアも取材に来た「ミラクルバンブー」左の写真が、自然に生えている状態の虎竹です。
この虎竹をガスバーナーで炙り、竹自身から出る油分で拭き上げると右の写真のように虎模様がはっきりと浮かび上がります。
この珍しい虎竹(Tiger Bamboo)を取材するために海外メディアまでもが虎竹の里を訪れ神秘的な虎竹に「ミラクル!」を連発されていました。
竹職人達の想いが繋ぐ虎斑竹竹は秋から1月下旬までが伐採のシーズンです。
虎竹もこの期間に一年分をまとめて伐ります。
竹職人達は急勾配の山道を運搬機と共に分け入り、一日中重たく長い竹を切り運び出すのです。
そして、大きさや品質で選別したのち、ガスバーナーによる油抜き、矯め直しという製竹作業を行います。
一本一本の個性を最大限に生かすために、熟練した職人の手で竹を炙り、まっすぐに矯正されるのです。
こうして製竹された虎竹が、様々な竹製品へと生まれ変わります。
角もの一筋、親方から受け継いだ伝統の技 虎竹ランチボックスのような四角い形の竹細工は「角もの」と呼ばれます。
ずっと先代から角もの専門の匠の職人、正確さを要求される細工ですが寸分の違いもない熟練の技です。
竹編みと蓋部分 横一文字に通る竹ヒゴ、昔ながらのシンプルな竹編みに見えますが部材が多く非常に手間のかかる細工でもあります。
虎竹の風合いを活かしながらも、実用的で毎日ご愛用いただけるランチボックスです。
スムーズな開閉の蓋部分の、ピッタリとしたサイズ感は熟練職人ならではです。
持ち運びにはお好みの風呂敷で包んでいただくと蓋が外れる心配もありません。
しっかり底編み 底部分の力竹は厚みのある幅広の竹をしっかりと入れられているので丈夫です。
虎竹の表皮部分を活かすことで裏面から見ても美しい編み込みになっています。
角部分と釘とめ 本体の四隅の角部分は、1本の竹を直角に曲げて細工しています。
竹は熱を加えて曲げ加工していきますので、竹の材質や職人により、焦げ目が薄くついたり、濃くついたりしています。
本体縁部分は、真ちゅう釘でとめています。
真ちゅう釘の先端部分は丁寧に折り返しているので、中身を出し入れする際もひっかけたりすることはありません。
サイズ 天然素材を手作りしておりますので、形や色目、大きさが写真と若干違う場合があります。
虎竹ランチボックス(長角)は、約19×9cmの用紙がスッキリ収まるサイズです。
※お手入れ方法日常のお手入れは堅く絞った布などで軽く拭く程度にしてください。
汚れがひどい場合にはサッと手早く水洗いして完全に水分をふき 取ったあと直射日光をさけて風通しのよい場所で十二分に乾燥させてください。
浸け置き洗いや食器洗い機などのご使用は絶対にお避けくださいませ。
※保管方法 保管の際には直射日光を避け、風通しの良い場所でお願いいたします。
ビニール袋など通気性の悪いものにいれての保管はカビの原因となりますのでご注意ください。
※お弁当箱の内側に真ちゅう製の釘がでている場合があります、ケガをしないように曲げて処理しておりますが、使用時にはご注意ください
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